鉄筋工の魅力とは?

建築業とは、建物をつくる仕事です。
一般住宅をはじめ、マンション、ビル、商業施設、病院、学校など、あらゆる建物をつくります。
それは、まさに人々が暮らしを営む場所をつくる仕事と言うことができるでしょう。

そんな建設業界において、鉄筋工事とは、その「骨組み」を組み立てる仕事です。
外部からは見えませんが、多くの建物のコンクリートの中には、かご状に鉄筋が組みこまれています。

この鉄筋こそが建物の強度を増し、安全性を高めています。

今回はそんな鉄筋工として働く魅力をご紹介いたします。

■多くの人の役に立つ
あらゆる建物を支える骨組みをつくるということは、将来的にたくさんの人生を支えることになります。
なぜなら、人目につかないとはいえ、自身が携わった鉄筋工事は、建物や設備として長くその場所に残り、多くの人々が利用することになるからです。
このようにわかりやすい形で、自分の実績がわかるということは、鉄筋工の大きな魅力の一つです。

■資格と経験が武器になる
鉄筋工をはじめとする建設業は、すぐに一人前になれる仕事ではありません。
建設現場の一連の流れや、それぞれの作業のコツを、ある程度の時間をかけて身につける必要があります。
またよりステップアップを狙うのであれば、各分野の専門技能を得ることは欠かせません。
たとえば資格取得も、そんな手段の一つです。

鉄筋工事の分野では、鉄筋組立技能士や玉掛けなど、さまざまな資格を取得する機会があります。
そうした技能を習得し、この業界で活躍する環境が整っていることも鉄筋工の魅力です。

■建物が完成したときの達成感
鉄筋工の仕事は、建物の形が全くない状態からスタートします。
1本1本鉄骨を組み立てて、大きな建築物の骨格をつくりあげていきます。
決して1人の力だけでは、完成させることはできません。
仲間と一緒に建物の完成を目標に作業していきます。
何もなかった場所に、最後の鉄骨が組み上がったときには、仲間全員で大きな達成感を味わうことができます。

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